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「油かす」って聞くと東京の人には馴染みがない言葉ですけど、この油かすの入ったかすうどんを食べて来ました。

 

「油かす」っていうのは大阪のほうで食べられている牛の腸を油でじっくり揚げたもの。水分や脂分が飛んで、スカスカの麸みたいな状態になったものです。乾物みたいなビジュアルですが乾物じゃないです。

昔は牛の脂を採取した際に残った副産物、いわば搾りかすだったそうでそこから「油かす」という名前がきているそうです。

その「油かす」が入ったかすうどんを出すお店が田町にあります。それが「むねひろ」さん。
田町駅から大門・浜松方面へ第一京浜を歩いて行くとその店があります。
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店内はすごく狭くてL字カウンターと小さなテーブルが一つ。ご夫婦なのか男女2人でやっておられるようです。

 

 

うどんは何種類かありますが全てに油かすが入っています。券売機でかすうどんセット700円を購入。
個人的にはここで必ずセットを注文していただきたい。
セットはうどんと俵おむすびのセットのことです。

注文するとまず出てくるのが俵型のおむすびが3つ。握っているのではなく型にごはんを詰めて整形しているだけ。黒ゴマが振ってあって、脇におかかが添えられています。
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お腹ペコペコなんでおかかとおむすびを1つをぺろり。

そうこうしていると主役のかすうどんが登場。温かいかけうどんに油かすを刻んだものと青ネギがちらしてあります。おぼろ昆布も入っていますね。
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まずは汁ですが、東京では体験したことないぐらい甘いです。甘くて牛すじのようなうま味を感じるスープです。油は浮いていますが全然しつこくはないですが、この甘さはなんだろうか。

うどんはコシよりもモチモチ感重視。わりとあっさり目のうどんです。スープの主張があるので、このぐらいあっさりしたほうが合うのかもしれません。
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さてさて、冒頭で説明した油かすですが、水分を吸って柔らかくなっています。部位的には焼肉でいう「マルチョウ」に当たる部分だと思われます。皮の部分と脂身の食感が楽しい。皮はクニクニして弾力があるんですが、脂身の部分はトロッとして、牛の旨味がすごい。
見た目全然派手じゃないんですが、おそろしく脂肪の旨味が主張してくる。

このかすのエキスが汁に溶け込んで、甘くて深い味になっているんでしょうか。

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うどんを食べた後が、ここのキモ。テーブルの説明書きにもありますが、ここで残った汁に俵むすびを投入~!!
うどんを食いに来たというか、このかす雑炊を食いにきたというか。とにかくこれを最後にやらないともったいない。
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おむすびを崩して、油かすと一緒に食べるとこれまた美味い。
お腹も完全に満足します。

かすうどんってなかなか食べる機会がないものだと思うので、田町に来たら食べてみてください。

 

 

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